こるぬこぴあ Cornu copiae
三浦まどか
感覚的な面で言うと、初めて手にする感触でとても新鮮でした。独特のシャリ感と、でも艶があって。一本だと伸縮するけど複数本まとめると伸びなかったり。テンションをかけた状態では摩擦力が強くなって生地から糸を引く際に引っかかりやすくなったり、緩め
ると逆に抜けやすくなったり。
人間の髪の毛みたいだな~とか思いながら。
今まで植物性の素材ばかりを扱ってきたので、動物性の素材ってこんな感じなのか、生き物を扱っているみたいで、糸に寄り添って刺し進めないと喧嘩になる感じを感じながら、最初は扱い方が難しかったですが徐々に仲良くなれました。
素材面でですが、アイロンを当てるとタンパク質が変性するのか?シャリ感とか強さが少し薄れてなくなってしなやかになる感じ…アイロンは可なのか不可なのかは個人判断で、という感じになりそうですね。
こぎん刺しとの相性ですが、企画として刺してみる分にはとても楽しく、また違った表情を見れて個人的にアリ!と言う感じでした。
常用としては、やはりこぎん刺しは麻と木綿がしっくりくるのと、糸によりがない点でふっくら感が薄れ(しかし、光沢があるので負けず劣らずの良さはあります♡)、テンションがかかっていない状態での摩擦力がイマイチなので糸処理が難しいです(こぎん刺しは玉留めなどせず、重ね縫いをして糸と生地の摩擦で保っています)ただ、それほど難しい扱いだったので、勉強にはなりますし、達成感もあります。
普段とは違うこぎん刺しの表情も見ることができて、提案としてはあり!企画としてはあ
り!と言うのが感想です。